【アジの小骨】
アジの刺身。
三枚におろした後、腹骨と小骨をとります。
腹骨は包丁でそぎ落とすように取ります。
小 骨はとげ抜きを少し大きくしたような「小骨とり」というのがあります。
これを使わないと大変です。
プロも使います。
指先で触れば身の中心にそって小骨があ るのがわかりますから、とげを抜くように素早く抜いていきます。
十数本はあるでしょう。
刺身は素早く調理することが肝心です。
付け加えれば、内蔵をとったら、よく洗い、水けをよくふき取る。
三枚におろすとき、まな板も水けをよくふき取っておく。
これがおいしい刺身を食べるためのポイントですね。
そのためにペーパータオルや布巾は必需品です。
バリエーション:アジの酢〆も美味いですよ。
三枚におろしたアジに軽く塩をふります。
5分ほどしたら酢洗いします。(酢と水、半々に混ぜたもので洗う)
それを酢につけて5分〜10分置きます。(時間は好みで)
酢から出して小骨をとって、頭のほうから皮をむきます。(酢につけてからのほうが、小骨や皮が取り易くなります。)
あとは一口大のそぎ切りにすればできあがり。
しょうが醤油でどうぞ。
釣りたてのアジだったら、そのへんの安い居酒屋のものよりずっと美味いはず。
120718 朝男
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